同棲の挨拶はするべき?両親からの質問の答え方、手土産や服装のマナーは…

同棲は、一緒に暮らしていく中で相手の価値観や考えをより理解できる良い期間でもあります。とはいえ、両親からすると自分の子どもが同棲するということに不安を覚えることも。
しかし、同棲を始めるカップルにとっては両親への挨拶は一大イベントでもありますよね。
そこで今回は、同棲をするにあたって両親への挨拶は必要なのか、挨拶において好印象を持ってもらうための手土産や服装といったマナーをご紹介していきます。

この記事は、このような人におすすめです。

  1. これから同棲をはじめようとしている
  2. 両親への同棲の挨拶をどうしたらいいのかわからない

必要?不必要?両親へ同棲の挨拶をする理由

お互いにもう大人なのだから…と両親への同棲の挨拶の必要性に迷うカップルも少なくありません。一般的には同棲の挨拶は必要とされているのでしょうか?
同棲の挨拶が必要なケースについてご紹介します。
二人がどのような理由で同棲を始めたのか、両親との関係なども考えて同棲の挨拶について決めていきましょう。

同棲の挨拶は「必要」派

一緒に暮らすということは、衣食住を共にしたり経済的にもお互いに支えあっていくことになります。入籍はしていないとはいえ、同棲は結婚しているのとほど近い生活ですよね。

そのため両親としては、一緒に暮らす恋人のことをしっかりと知っておきたい、という気持ちを持つのも頷けます。というのも、生活は結婚と近いものであるものの結婚と同等の拘束力がないために、同棲中に子どもが出来た場合や他トラブルがあったときにお別れされてしまう可能性もゼロではありません。同棲する予定の交際相手のことをよく知らない場合には尚更その心配は拭えません。

特に結婚を前提として同棲をしているのなら、両親との信頼を深めるためにもご挨拶という形で一度顔を合わせる必要があるというわけです。

同棲の挨拶は「不必要」派

親世代だと同棲の挨拶は必要と考える人の方が多いですが、絶対ではないと考える両親も少数ながらいます。とはいえ、「挨拶はいらないよ」と同棲相手伝いで言われたからといってそのまま何もなしというのも気が引けることもありますよね。
しかし、長い付き合いで両親も人柄をよく知っている場合や逆に疎遠になってしまっている場合に挨拶が不要と言われた場合には、改めて挨拶の場を設けるのは無しと考えても良いかと思います。

もう大人なのだから本人で決めたことなら反対しない、という考えを持つ両親も増えてきています。
同棲の挨拶の必要不必要は両親の考えに依る部分が大きいため、それぞれが自分の両親に挨拶が必要か聞いてみるのも一つの手です。どちらかの親が必要と答えた場合には、もう一方が不要と答えた場合でも両家の両親に挨拶をするのが無難です。この場合は電話などでも良いので直接挨拶をすると良いですね。

同棲の挨拶の方法

同棲の挨拶といっても家に訪れたり食事の場を設けたり、電話や手紙など、その方法は様々です。
それぞれの挨拶の方法でのマナーや流れをご紹介していきたいと思います。

実家に訪問する

一番ベターな挨拶ともいえるのが、お互いの実家への訪問でしょう。実家に訪れる前にはアポイントは必須です。日時はもちろんのこと、恋人を連れて挨拶に行くということもあらかじめ伝えておきます。
実家での挨拶だと両親としても腹を割って話しやすく、お互いに親しくなれるきっかけとなるかもしれません。両親の意見を聞くだけでなく自分たちの同棲についての考えや今度のビジョンをしっかりと伝えられると良いですね。

外で食事などの会を設ける

レストランなど、外で食事の場を設けるのであれば両家の挨拶を一度に行うこともできます。一点メリットとすれば両家の両親が揃っているということで、プライベートな部分における質問攻めなどはあまりされないということが考えられます。
とくに結婚を前提として同棲をしている場合には、両家の顔合わせとして一度お互いの両親と自分たちが揃う場を設けるのも良いかもしれません。
プライベートな話題が出ることが多いかと思いますので、個室のある場所がおすすめです。

手紙を送る

挨拶がいらないと言われた場合におすすめなのが、手紙での挨拶です。念のために手紙を送っておくことで、手紙という文化が減ってきた今では尚更誠実なイメージを持ってもらうことができるでしょう。
もちろんこの場合の手紙は手書きです。自分と同棲相手と一緒に書いた一通を、それぞれの両親に送ると良いですね。

電話で伝える

手紙と同様に、挨拶がいらないと言われた場合や両親が遠方に住んでいて取り急ぎ挨拶ができないという場合には、電話での挨拶も選択肢の一つです。
直接声を聞いて話せるということで、気持ちも伝わりやすいかもしれません。とはいえ表情を読み取ることはできないため、普段直接話すときよりもワントーン高い声ではっきりと話すことを意識します。
電話の場合も、お互いに自分の両親にアポイントを取ってから電話をするようにしましょう。

手土産、服装についてのマナー

服装もマナーのうち

相手の実家に訪問したり外に食事の場を設けたのであれば、服装にも気を付ける必要があります。
人は見た目で判断するものではない…とはいえ人の第一印象は目からの情報を主とするため、身だしなみはしっかりと整えていきましょう。

大事なのは、清潔感のある服装です。
とくに初めて両親と会う場合には、フォーマルな服装がベターですね。女性ならワンピースやブラウス、男性ならジャケットスタイルがおすすめです。デニムやTシャツといったカジュアルな服装は控えましょう。だらしない、チャラいと思われてしまうことを考えると、少し真面目や堅苦しいと思われる方が両親にとっては好印象です。

実家に訪問するなら手土産は必須

相手の実家に訪問して挨拶をするのであれば、手土産は必須です。いらないという旨の言葉を事前にかけられていたとしても、手土産を持っていくのは大人としてのマナーといえるでしょう。
金額の目安としては、おおよそ3000円程度でお茶菓子などがベターです。特産品を持っていくと話のきっかけにもなりますが、先にご両親の好みや苦手なものを相手に聞いて選ぶと安心ですね。
手土産の好みは人それぞれですが、とにかく「手土産を持っていく」という行為によって誠実さは感じられるでしょう。

同棲の挨拶で両親に質問されるのは…

衣食住を共にし家計をともに支えるということで、結婚生活の前段階ともいえる同棲。両親としては、相手の職業や普段の生活を知りたいという他、「二人のこれからのビジョン」が気になるところです。
職業などはすんなり答えられるかとは思いますが、二人の考えについて聞かれたときに言葉に詰まってしまったり「まだ決まっていません」と答えてしまうようでは、自分の子どもを預けられないと思われてしまうでしょう。
ということで、両親との信頼関係を築くという意味ではもちろん、本人同士の意思疎通という意味でもしっかりと今後のことを話し合うことが必要ですね。

同棲する理由と今後の生活は?

まずは、同棲を始めるにあたった理由を知りたいと思う両親が多いでしょう。そこには、実際に二人で生活していけるのかと心配する気持ちも含まれています。
そのため、何故同棲を始めようと思ったのか、これからはどのように生活していくのか…といったビジョンを明確にすることが大切です。
その点でよく聞かれるのは、このような質問が挙げられます。

  1. 同棲を始める理由
  2. 経済的には生活に不自由がないのか
  3. お互いの金銭的な負担の割合

他にもありますが、このあたりは挨拶の有無にかかわらずしっかりと決めておきたい部分でもありますね。
同棲の理由も様々です。「一緒に暮らすことでもっとお互いのことを知りたいから」「いつ頃までに入籍をしたいと考えているので、その前段階として同棲から」…といった理由をはっきりさせてご両親に伝えましょう。

結婚の予定は?

「同棲をすることで結婚のタイミングを逃してしまった」という話も少なくありませんので、両親としては「結婚ではなくて同棲をするのはなぜか」といったところも気になります。
将来のことは全く考えていないということだと、金銭や対人のトラブル、妊娠などといったことがあったときの責任など…両親としては気が気ではありません。きちんと明確な時期や考えがある上で結婚を前提とした同棲ならば、両親も安心してサポートしてくれるでしょう。
まずは本人同士、お互いに結婚についてどう考えているのかいつ頃結婚したいと思っているのか、といったことをきちんと話すことが大事ですね。

同棲は一大イベント。両親への挨拶も大切

「もういい大人なんだから一々親の許可なんかいらない」と思う人もいるかとは思いますが、後々になって知られたときにはトラブルの元になりかねません。もしも結婚を考えているのであれば、相手の両親とはできるだけ円満でいたいものです。
同棲の挨拶は結婚とは違い、「許可」をもらいにいくというよりかは「報告」といった意味合いが大きいでしょう。今はこの人とお付き合いをしていて、結婚を考えていて、そのためにお互いのことをもっと知りたいから同棲をしようと思っている…というところでしょうか。
同棲だからといって反対されるわけではありません。自分が選んだ好きな人と一緒に暮らすという選択は喜ばしいものです。しっかりと目的や今後のビジョンを明確にすることで、両親も安心して支えてくれますよ