あなたは今の恋人と、同棲を考えたことがあるでしょうか? 結婚前に同棲を考えるカップルは、少なくないでしょう。
結婚生活を迎えるためのステップのひとつとも言える同棲生活は、楽しみなこともある反面、不安も多くあるものです。
そこで今回は、恋人と同棲を始めるかどうか悩んでいる方に向けて、同棲生活のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
同棲のメリット
①安心感が得られる
同棲の大きなポイントは、なんと言っても恋人といつも一緒にいられることです。
離れ離れに暮らしていた頃とは違い、仕事などで外出している時以外は、常に二人で生活を共にすることとなります。
いつでも恋人と一緒にいられるということは、カップルにとって、大きな安心感になるでしょう。
たとえば、離れて暮らしていると、相手の防犯面などが心配になったり、また、お互いの浮気の心配なども出てくるものです。
しかし、これらの心配事は、同棲をすることによって、解消されることが期待できます。
これは、同棲を選択することのメリットと言えるでしょう。
また、いつでも恋人と一緒にいられるというのは、幸福感と共に安らぎを得ることができるため、毎日の生活が穏やかなものになることが期待できます。
たとえ仕事で疲れて帰ってきても家で恋人の笑顔を見ることができれば、疲れも吹っ飛んでしまうというものですよね!
このように同棲は、お互いが安心感を得られるという面で、大きなメリットがあると言えるでしょう。
②結婚後の生活をシミュレートすることができる
カップルとして付き合っている以上、結婚のことが頭をよぎることがあるでしょう。
しかし、いきなり結婚に踏み切るというのは、なかなか勇気が出ないものです。
なぜなら、結婚したあとで相手の欠点などに気づいて「やっぱりこの人とは合わなかった」と感じたとしても、普通のカップルのようにただ別れて終わりというわけにはいかず、離婚の手続きなど様々な事柄が発生し、容易に別れることができないからです。
そこで、結婚生活を始める前にお互いをより深く知るという意味で、まずは同棲から始めるという方法はおすすめと言えます。
同棲生活をする上では、お互いの生活スタイルや金銭感覚などが赤裸々になるものです。
また、性格や考え方などの精神的な面でも、離れ離れで付き合っていた時には気づかなかったことが多々見えてくる可能性が高いです。
そういった同棲生活で得られる相手の情報から、相手と結婚生活に踏み切っても問題がないかどうかを冷静かつ客観的に判断することが可能です。
将来のことを真剣に考えているカップルにとって、同棲は、結婚後の生活をシミュレートすることができるという点で、大きなメリットがあると言えます。
③家賃や家事などの負担を分け合える
二人で暮らすことによって、生活に必要なものを色々と折半することができるようになります。
たとえば家賃を二人で折半して払うことができれば、多少地価の高い場所であったり、駅の近くや広い間取りであるといった好条件の家を選ぶことが可能になるでしょう。
逆に、あえて安めの家を選んで家賃を折半することで、お互いの経済的負担を少ないものにするというやりかたも選択できます。
もちろん家賃以外にも、電気代や水道代などのライフラインに掛かる生活費も、同棲するのであれば二人で折半することが可能です。
生活をする上で負担となるのは、お金だけではありません。
料理や洗濯、掃除など、暮らしでは様々な家事が発生します。
一人暮らしならもちろん、すべて自分でやるしかありませんが、同棲生活であれば分担することが可能です。
家事を二人で行うことで、お互いの負担が減るだけではなく、一緒に生活しているという実感を持つことができるので、二人の絆が深まっていくことも期待できるでしょう。
同棲のデメリット
①一人の時間を確保しにくくなる
疲れた時や悲しい時、誰にも会わず、誰とも喋らずに一人で過ごしたいと思ったことはあるでしょう。
恋人との幸せな同棲生活とは言え、なにかのきっかけで一人の時間がどうしても欲しくなる時もあるはずです
しかし、ひとつ屋根の下で暮らす同棲生活ですから、なかなか思うように一人の時間を確保するのは難しいでしょう。
お互いの部屋がしっかりと確保されているような家であれば問題はありませんが、ワンルームなどであれば大変です。
一人の時間を持てないことがストレスとなり、二人の関係にヒビが入ってしまうとも限りません。
そういった問題を解消する方法としては、相手に一人の時間が持ちたいという旨をきちんと伝えて、協力してもらうと良いでしょう。
もちろん逆に、相手が一人の時間を欲している場合は、あなたがきちんと協力をしてあげるようにしましょう。
恋人とは、お互いに信頼し、協力し合うべき関係であるということをいつでも忘れないようにすることが重要です。
②生活スタイルの違いなどで揉めやすい
ひとつ屋根の下で一緒に生活をすると、どうしても自分と相手との生活スタイルの違いが見えてきます。
その違いとは、たとえば、料理の味付けの好みやトイレの蓋を閉めるか閉めないかなどの些細なものから、朝型夜型など生活時間帯の違いなど大きなものまで様々です。
ここで注意すべきは、自分と相手の生活スタイルの違いが気になり始め、それがどんどんと積み重なっていくことで、次第にストレスを感じるようになってしまう可能性がある点です。
そのストレスは、二人の関係を崩してしまうほころびとなってしまうかも知れません。
これに関して、対処としては、あなたと相手はたとえ恋人同士ではあっても違う人間であるということをきちんと理解することが大切です。
自分と違う点を受け入れ、また、相手にも受け入れてもらいながら、お互いを尊重し合うよう心がけながら生活をしていきましょう。
③恋愛的なときめきが徐々に減ってしまう
離れ離れで暮らしている時は、デートで相手に会う度にドキドキしていたのに、同棲をするようになると、いつも顔を合わせている以上、そういった恋愛的なときめきがだんだんと失われていくものです。
ただの恋愛関係から安定した関係へステップアップしたと考えるとお互いにとって前進と捉えることができますが、とはいえ、ときめきがなくなるのは寂しいものです。
これに関しての対処法としては、月に一度でもいいので、きちんとデートする機会を設けることです。
このデートについては妥協は禁物。
離れ離れで暮らしていたときのデートと同じように、二人でプランを練って、デートに似つかわしい服装をして、思う存分デートを楽しみましょう。
そうすることで、いつまでも新鮮なときめきを失わずにいることができるでしょう。
同棲のメリットとデメリットまとめ
結婚前の同棲について、メリットとデメリットをご紹介しました。
ご紹介したように、同棲には、大きなものから小さなものまでメリットとデメリットがあります。
しかし、互いに愛し合い、尊重し合う二人であれば、デメリットとなるような問題はきっと乗り越えていくことができるはずです。
同棲をするべきかどうか、もしも一人で悩んでいるのであれば、恋人としっかり話し合ってみましょう。
そして、お互いに同棲を望んでいることが明らかになったら、協力しあって、勇気を出して、未来へと前進してみてください!
この記事が、恋人との同棲を考えているあなたの手助けになれば幸いです。