最近、副業としても人気となった「せどり」ですが、あなたは「せどり」の本当の意味を知っていますか?
この記事ではせどりと転売の違いや、せどりの種類など、「せどりの基礎」とも呼べる内容をあなたにお伝えします。
せどりとは、「安く買って買値より高く売る」こと
せどりとは「商品を安く買って、買値よりも高い値段で売る」という、至ってシンプルな商売です。
せどりをやっている人(通称せどらー)の稼ぎ方は様々で、
- セール品を狙って購入し、買値より高く売る
- 中古で安く買って、買値より高く売る
- 他店舗で安く買った商品を、買取強化中の店舗で売る
など、人によって多様な稼ぎ方があります。
また、よく混同されるのが「転売」です。
知らない人も多いですが、「せどり」と「転売」には明確な違いがあります。
せどりと転売の明確な違い
せどりと転売の違いは、仕入れから売り方までの違いです。
簡単に説明すると、
- 「安く買って高く売る」ことを「せどり」
- 「希少な商品を買い占めて、その商品を必要としている人に高く売る」ことを「転売」
というふうに区別されます。
「せどり」と「転売」は比較されがちですが、このように大きな違いがあるのです。
一般的に嫌われているのが希少価値の高い商品を独占し、売りさばく、いわゆる「転売」です。
この大きな違いを知らない人が、二つの商売を「混同」してしまい、せどりが「悪」であると言う人々が増えてしまった原因の一つにもなっています。
せどりは古くから「安く仕入れて高く売る」という、商売の基本とも言える手法です。
せどりを専業にする人も多い
最近では、せどりを副業だけに留めず専業とする「専業せどらー」も増えてきました。
せどりはお小遣い稼ぎから、大きく稼ぐことまでできる商売です。
やり方一つで、その金額は大きく変わってきます。
それでは、せどりのやり方にはどのような種類があるのでしょうか。
せどりの種類
せどりには大きく分けて二つの種類があります。
それが
- 薄利多売(はくりたばい)
- 高利小売り(こうりこうり)
の二種類です。
薄利多売とは、利益が少ない商品を沢山売って稼ぐ方法です。
薄利多売には「仕入れ値は安いけれど、利益が少ない」という特徴があります。
例えば、
「1つのガムを80円で仕入れて100円で売る」
といったやり方です。
そしてもう一つのやり方が、「高利小売り」です。
高利小売りとは、利益の高い商品を少量売って稼ぐ方法です。
高利小売りには「仕入れ値は高いけれど、売れれば利益も多く取れる」という特徴があります。
せどりには、大きく分けてこのような種類があります。
【高利小売りと薄利多売】せどりにはどっちがいいの?
高利小売りと薄利多売についてお話しましたが、せどりを始めるにはどちらがいいのでしょうか。
いきなり結論ですが、あなたの好きな方を選んでください。
もっと言うなら、あなたの目的によって、やり方を変えてください。
目的の例として、
「副業として、出来るだけリスクを小さくして稼ぎたい」という人であれば「薄利多売」
「副業でも、専業でも、大きな利益を出したい」という人であれば「高利小売り」
がおすすめです。
せどりは難しくない!
せどりは立派な「商売」ですが、商売と聞いて「せどりは難しいんじゃないか」と思う人もいらっしゃるかと思いますが、断言します。
せどりは難しくありません。
売れる商品を安く仕入れて、仕入れ値よりも高く売るだけです。
「それが難しいんじゃないの?」
って思う人もいるでしょう。
でも、せどりの経験をたくさん積めば「売れる商品」や「狙い目の商品」がわかるようになってくるものです。
そういうもんです。
そういう人は始める前から「難しそうだからやめとこう」という人がほとんどです。
少なくとも、最低限のせどりの基礎を勉強した人であれば「始めてみたら案外簡単にできた」と思うことでしょう。
あとがき
いかがでしたか。
今回は「せどり」についてお話しました。
「転売」と混同されがちな「せどり」ですが、せどりは正しい知識で行えばリスクの少ない副業の一つです。
この記事があなたのお役に立てたのであれば幸いです。