【ロキソニン】を飲んで運転がNGな理由。禁止事項と副作用、法律も解説。

熱や痛みが出た時に使用される「ロキソニン」

現在はどの薬局にも必ずと言っていいほど置いてあり、ある意味身近なお薬になりました。

でも、ロキソニンを飲んだ後にやってはいけない「禁忌」をご存知でしょうか。

それが「車の運転」です。

ロキソニンを飲んだら絶対に車を運転してはいけない

ロキソプロフェンという鎮痛成分が原因

人によって程度は違うものの、ロキソプロフェンには眠気を誘発する副作用があり、服用後の運転は危険を伴います。

また、眠気以外にもこのような副作用があります。

ロキソニンの副作用一覧

症状の名称 症状
ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
血液障害 のどの痛み、発熱、全身のだるさ、顔やまぶたのうらが白っぽくなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群
(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症
高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。
腎障害 発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
うっ血性心不全 全身のだるさ、動悸、息切れ、胸部の不快感、胸が痛む、めまい、失神等があらわれる。
間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
横紋筋融解症 手足・肩・腰等の筋肉が痛む、手足がしびれる、力が入らない、こわばる、全身がだるい、赤褐色尿等があらわれる。
無菌性髄膜炎 首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等があらわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)
ぜんそく 息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。

これらの副作用が運転中に出てしまったら、運転どころの騒ぎではなくなってしまいます。

特に危険なのが「アナフィラキシーショック」や「うっ血性心不全」、「横紋筋融解症」です。

これらの症状が出てしまうと、運転に大変な支障をきたしてしまうことは言うまでもありません。

法律的にも「服用しての運転はアウト」になる恐れあり

(過労運転の禁止)

何人も、前条第1項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

 

こちらは、道路交通法で定められている禁止事項です。

その中に、薬物を含め「正常な運転の妨げになる恐れがある状態」で車両を運転することを禁止するということがはっきりと明示されています。

単純に副作用による事故の心配があるだけではなく、法律的にもアウトということです。

いよいよ危険なにおいがしてきましたね。

薬を飲んだ状態で事故でもしてしまえば、一発免停は免れません。

それどころか、こちらの法律を犯してしまうと、『5年以下の懲役または100万円以下の罰金』と『違反による減点25点』が科されてしまいます。

「痛みを止めようとした結果、人生に大きな痛手を負ってしまった」

なんてことにならないようご注意ください。

どうしても運転しなければいけない時は

仕事や買い物などで、どうしても運転をしなければいけないという状況もあるはずです。

そんな時は「ロキソニンの服用はしない」という選択肢を取る必要があります。

「副作用なんて出ないでしょ」という軽い気持ちで運転することは決してしないでください。

あとがき

「ロキソニン」はとても身近なお薬ですが、この内容は決してオーバーに書いたわけではありません。

運転をする際は絶対に「ロキソニン」を飲まないようにしましょう。

何かがあってからでは、後の祭りです。