この世には「ナルシスト」という言葉があります。
また、日本ではこの「ナルシスト」という言葉がネガティブな意味で定着しています。
今回はそんな「ナルシストは悪である」という風潮に疑問を持ったので、その理由をお話します。
ナルシストは本当に「悪」なのか。
日本では「ナルシスト」が嫌われる傾向にあります。
しかし、当人は自分に「自信」を持っており、他人の悪口なんかにもめげない「ポジティブな人間」でもあります。
例えば、芸能人で言えば個人的には「狩野英孝」や「ノンスタイル井上裕介」、「キングコング西野亮廣」などが思い浮かびます。
彼らは振り切ったナルシストキャラを確立させており、井上裕介に関しては、そのキャラクターから「JKやお茶の間の人気者」となりました。
狩野英孝や西野亮廣についても同様です。
しかし、一般人がナルシストであった場合の周りの目はどうでしょうか。
- 「気持ち悪い」
- 「引いてしまう」
- 「痛い人」
- 「うざい」
など、卑劣な言葉が浴びせられてしまいます。
それでは何故、日本では「ナルシスト」が嫌われるのでしょうか。
ナルシストが嫌われる本当の理由
ナルシストが嫌われる理由の根本は「ナルシストが持っている自信に対する嫌悪感」からです。
日本人は性格的に「内向的」で「自信が無い人」が多い為「自信を持っている人」を少数派として捉える傾向にあります。
群集心理(集団心理)大国の日本では、「少数派」が淘汰される傾向にあります。
このような心理が働くことも、日本でナルシストが嫌われてしまう理由の一つとなっています。
それでは早速本題に入りましょう。
「ナルシスト」は本当に「悪」だと思いますか?
ナルシストは「悪」ではない。みんなナルシストになるべき理由。
ナルシストを嫌悪する人の心理をお話しましたが、今度はナルシストは悪なのかについてお話します。
いきなり断言しますが、ナルシストは悪ではありません。
理由をお伝えします。
内向的な性格が社会全体を衰退に追い込む
先程の見出しで「みんなナルシストになるべき」と極端なことを言いましたが、これは「日本人の内向的な性格を取っ払ってしまえば成功と成長の近道になるよ」ということを言いたかっただけなんです。
内向的な性格が多数派になってしまえば、社会全体が衰退してしまいます。
会社においても、プライベートや恋愛においても同様です。
ポジティブな感情を持つ人間が多くなればなるほど、社会やコミュニティは明るく、活性の道を辿ります。
アメリカが巨大な経済的地位を確立したことも「国柄」が少なからず影響しているのではないでしょうか。
自信の無い人には誰もついてこない
いきなりですが、私は以前音楽の専門学校に通っていました。
そして、どの講師も口をそろえて「ナルシストになれ」と説いていました。
これはボーカルに限らず、ドラムやベース、ギターの場合も同様にです。
人前で歌を歌ったり演奏したりする人間がボソボソと喋ったり、自信がなさそうに演奏をしていると、観客もシラケてしまいますよね。
自信があり、何事にも前向きな人には「周りも元気にしてしまうパワー」があるのです。
私にとって
「ナルシストになれ」
という言葉は
「自信を持って物事に取り組め」
という、「人生の先輩方からの愛のあるメッセージ」であり、当時の弱気な自分を変えてくれた「金言」となりました。
弱気で内向的な人はチャレンジの機会を損失している
弱気で内向的な人は、何事にも「チャレンジ」することを恐れます。
当たり前ですが、「現状維持でいい」と思ってしまう人に成長はありません。
もし周りがどんどん先に進んでいるのに、現状維持をしたままでは相対的に置いてけぼりになります。
是非何事にもポジティブに臆せずチャレンジしてみてください。
ポジティブは心理学的に見てもかなりの「強み」である
ポジティブな感情はほとんどの面において「プラス」の力になります。
それは恋愛でも、仕事やプライベートにおいても同様です。
そんなこと言ったって、「簡単にポジティブな性格に変われるわけない」と思う方もいらっしゃるかと思います。
そんな方に向けた記事を書いてみましたので、もしよければこちらの記事を一緒に読んで頂けると幸いです。
どうも、じょにーでっぷんです。 自己肯定感の度合いは人によって様々ですが、それをコントロールできるとしたらどう思いますか。 私の経験上、きっと今よりも楽しい時間が増えるはずです。 今回は、そんな「自己肯定感」についてのお話[…]
あとがき
いかがでしたか。
今回は「ナルシスト」という変わった話題を取り上げてみました。
ナルチシズムが社会に与える影響は大きく、状況によっては「負」の人格と認識されてしまう「ナルシスト」も、「一人の人間」の人格であり、人間の「多様な人格の一つ」として認められるべきものだと私は思っています。