どうも、じょにーでっぷんです。
自己肯定感の度合いは人によって様々ですが、それをコントロールできるとしたらどう思いますか。
私の経験上、きっと今よりも楽しい時間が増えるはずです。
今回は、そんな「自己肯定感」についてのお話です。
自己肯定感とは
自己肯定感とは、「今の自分がどのような人間か」「どのような考えがあるのか」「どのように生きているか」など、自分自身のことについて考え、その上で自分を否定的に感じているのか、または肯定的に感じているのかといった感覚のことを言います。
簡単に言えば、「自分を肯定、否定する度合い」の感覚です。
自己肯定感が上向きになれば、人生の幸福度が増すことは科学的にも証明されていますし、私個人としても存分に感じています。
それでは、自己肯定感を高める為には何をすればいいのでしょうか。
実際にお話していきます。
自己肯定感が低いと損をする!高めるにはどうしたらいい?
自己肯定感が低いと損をする理由
- 最初の一歩が踏み出せない
- 他人任せにすることが多くなる
- 他人への依存が強くなる
- 自分のことだけで精一杯になってしまう
- 思考が停止してしまう
①最初の一歩が踏み出せない
例えば、過去に「大事な会議で話が飛んでしまった」というミスをすることがあったとします。
それが当人にとっては、
「大事な会議でミスをしてしまった。自分は駄目な人間なんだ」
というトラウマとして強く記憶に残り、「自尊心」が傷ついてしまう場合があります。
自尊心が傷つき、自己肯定力が下がってしまうと、「ミスをすること」が怖くなり、次に同様の場面に出会った際、一歩を踏み出すことが怖くなってしまうのです。
②他人任せにすることが多くなる
これも根底にあるのは「ミスを犯したくない」という心理であり、「自分以外の人に大事なことを任せきりになってしまう」なんてことにもなりかねません。
それを無意識のうちにやるようになってしまってはおしまいです。
周りからの信頼も無くなり、更に自分を追い込むこととなってしまいます。
③他人への依存が強くなる
先程の「他人任せにすることが多くなる」にも関係しますが、自分で何かをすることが怖いと思うようになってしまうと、自然と他人に依存した人間が出来上がってしまいます。
仕事においても、恋愛においても同様です。
仕事で他人へ依存することは、「出世」も遠のきますし、「上司からの評価」も下がるばかりでしょう。
恋愛で他人へ依存することは、「嫌われたくないから、本当の自分の気持ちを隠して付き合う」なんてことになってしまう恐れがあります。
④自分のことだけで精一杯になってしまう
自己肯定感が低いと、自分の悪い所ばかりに目が行くようになります。
悪い所ばかりに目が行くと「自分は駄目な人間だ」と更に自分を責めてしまうようになります。
そして最後には、自分のことだけで精一杯で、他人の為に何かをしてあげるという余裕も無くなってくるのです。
⑤思考が停止してしまう
自分のことだけで精一杯になってしまうと、不意に誰かに頼られたり質問されたりした時に、これ以上自分の評価を下げられたくないという思いが働いてしまい、会話や思考に1テンポの間が出てしまいます。
そうすると、相手との話のテンポが合わなくなったり、大事な場面で言葉に詰まったりしてしまうようになります。
自己肯定感を高める方法10個
自己肯定感が低い人は次の10個の方法を試すことができれば、今よりも絶対に自己肯定感を高めることができます!
①自分の欠点だと思うことを書きだす
先ずは自分の欠点だと思うことをノートに書きだしてみてください。
例えば、
- 人と話す時に目を合わせられない
- 何をしても続かない
- 失敗してばかりの駄目な人間だ
- 誰からも期待をされていない
等です。
その次に、書きだした欠点と思うことそれぞれの頭に「今は」と書き加えてください。
- 「今は」人と話す時に目を合わせられない
- 「今は」何をしても続かない
- 「今は」失敗してばかりの駄目な人間だ
- 「今は」誰からも期待をされていない
といった感じに書き加えます。
そしてそれを踏まえ、今度は別のページに
「今は○○だけど、これからは○○できる」
「今は○○だけど、これからは○○になれる」
等、今はダメかもしれないけれど、未来ではこうなれる。
というふうに変換して書いてみます。
例えば、
- 「今は人と話す時に目を合わせられないけれど、これからは誰とでも目を合わせて喋ることができる」
- 「今は何をしても続かないけれど、これからは自分のペースでも、続けることができる」
といった感じです。
するとどうでしょう。人間の脳は不思議なもので、「もしかしたらできるかも」と思うようになります。
今までできないと思っていたことが「できるかもしれない」と思うと、少し心に余裕がでてきます。
これは心理学的に有名な方法で、数多くの著書などでも紹介されている方法です。
解決の道は、「自分の欠点から目を背けず、真正面からぶつかること」です。
②人間なのだから「ミス」はするものだと考える
断言します。ミスをしない人間や、全知全能の人間なんて存在しません。
私も仕事をしているとミスをすることもたくさんあります。
大事なのは「ミスをした後」です。
「ミスをしてしまったり、目標が達成できなかった自分を責める」のではなく、
「何故ミスをしたのか」「何故目標が達成できなかったのか」
を、分析して
「どうしたら次は上手くいくのか」
と考えるようにします。
悩んでいる間も時間はどんどん進んでいきます。
人間の寿命を80年とすると、人生はたったの29,200日しかありません。
仮にあなたが20歳なら残りは「21900日」です。20歳以上であれば尚更です。
一日悩んでいたら、貴重な人生の一日が無くなってしまいます。
これってとてももったいないと思いませんか?
心理学的にも「反省はほどほどにして、ミスを次に生かすことだけを考える」という努力を重ねれば、自然と前向きな気持ちになれることがわかっています。
③自分から動いてみる
他人から動いてくれるのを待つのではなく、もし自分が動ける立ち場にいるのであれば「自分から動いてみる」ことをおすすめします。
「他人にやらされているのではない。自分が動いたんだ。」という事実が、必ずあなたの自信に繋がっていきます。
④予め行動を設定する
何かの目標を立てても、すぐに気が散って目標達成まで時間がかかってしまうことってありますよね。 私も、何かの目標を立てて動くとき、どうでもいいことで気が散ってしまうことがよくあります。 そんな時に自分を奮い立たせて、立ち直す為に、[…]
で詳しく紹介していますが、
「予め行動を設定し、規則化する」ことで、計画やあなたの行動に余裕が生まれてきます。
気になった方は、一緒に読んでもらえると嬉しいです。
⑤他人の為に何かをしてみる
与えられるのを待つだけでは絶対に変わることはできません。
与えられるのを待つのではなく、他人の為に何かをしてみましょう。
それが例えとても小さな出来事でも、誰かの為に何かをしたという事実が無くなることはありません。
大事なことは「誰かの役に立った」という事実を少しずつ自信に変えて行くことです。
「恩着せがましいかも」なんて思う必要は微塵もありません。
⑥見返りを求めないという意識を持つ
先程、誰かの為に何かをするとお話しましたが、決して見返りを求めてはいけません。
見返りを求めて何かをしてしまうと、もし仮に返ってきたものが少なかった場合に「がっかり」してしまいます。
そんなものに一喜一憂していては時間が勿体ないと思いませんか。
「誰かの為に何かをやった」という自信に変えて行くだけでいいのです。
⑦何でもいいからまず1歩を踏み出す
これができないという人が一番多いです。
何もやる気が起きないという人は、とりあえず何でもいいから行動を起こすことが大切です。
心理学的にも有名な方法で、とりあえずでも何かを始めることができれば、それが燃料となって「できることの幅」がどんどん広がっていくことが実感できるはずです。
常套句(じょうとうく)かもしれませんが、
騙されたと思ってやってみてください
⑧運動をしてみる
「どうしても何も行動が起こせない」という人は、筋トレでも何でもいいです。とりあえず運動をしてみてください。
例えば、「10回だけ腕立て伏せをする」でも大丈夫です。
「何かやろうと思ったことを、やり遂げた」
という事実があるだけで十分なのです。
これができれば100点満点です。
⑨自分を誉める
何か行動を起こした後は
- 「自分でもやればできるんだ」
- 「小さいことだけれど、一歩を踏み出せたんだ」
と、自分を誉めることを忘れないでください。
⑩他人の評価を気にしてばかりの「頭の固い人間」をやめる
ここまで来たら最後は悟りや真理の境地です。
私は別に宗教に信仰があるわけではありませんが、「他人の評価を気にすることをやめる」という努力を惜しまないでください。
自分は自分、他人は他人と思えるようになるまで繰り返してください。
ミスをしても、「どうやったら次はうまくいくのか」だけに焦点を当ててください。
目先の目標だけに全力を投じてください。
断言します。
これだけであなたの自信はどんどん膨らんでいきます。
あとがき
いかがでしたか。
今回は、「自己肯定感」についてのお話をしました。
この記事があなたのお役に立てたのであれば、この上ない幸せです。