何かの目標を立てても、すぐに気が散って目標達成まで時間がかかってしまうことってありますよね。
私も、何かの目標を立てて動くとき、どうでもいいことで気が散ってしまうことがよくあります。
そんな時に自分を奮い立たせて、立ち直す為に、私は「if-thenプランニング」というものを使っています。
今回は、そんな「if-thenプランニング」についてのお話です。
if-thenプランニングとは
「if-thenプランニング」とは、
「いつ」「○○が起こった時は」「○○をする」
といったように、行動を規則化させて、意識的に自制をする方法です。
「自分の目標を達成する為に立ちはだかる障害は何か」
を考えて、
「もしその障害が目の前に現れた時には何をするか」
を予め設定しておくことで、簡単に寄り道を回避することができます。
科学的にも証明された有効な自制方法で、効果も抜群です!
if-thenプランニングの具体的なやり方
- 目標を立てる
- 目標達成を目指す時に障害になることを考える
- その障害が起きた時、何をするかを考える
①目標を立てる
まず、あなたが今達成したい目標をノートに洗い出します。
複数の目標が洗い出せたら、その中で目標の「優先順位」を設定します。
これで最初の「目標を立てる」はクリアです。
②目標達成を目指す時に、障害になることを考える
先ず
「仕事の資料を来週までに完成させる」
という、優先度が高い目標を立てたとします。
次に、その目標を達成することを妨げる「障害」を洗い出します。
自分の経験からでもいいですし、どういったことが障害となるかをじっくり考えても大丈夫です。
例えば、
- 「作業を進めないといけないのに、スマホをついつい見てしまう」
- 「長時間同じ姿勢で体が固まり、無意識に横になってしまう」
- 「ブラウザの別タブでBGMにしていたYoutubeの音楽が気になって、ページを開いてしまう」
など、様々な障害が予測できます。
これを、今のあなたの目標に置き換えて考えてみましょう。
これで、②目標達成を目指す時に、障害になることを考えるはクリアです。
③その障害が起きた時、何をするかを考える
目標に対する障害を洗い出せたら、次は「その障害が起きた時に、どういう行動をするか」を考えます。
先程の例で言えば、
「作業を進めないといけないのに、スマホをついつい見てしまう」
といった時には、
「作業を始める時は、設定した時間まではスマホの電源を落として見られないようにする」
という行動を設定してしまいます。
予め行動を設定していないと、なかなか「スマホの電源を切る」なんてことはしないですよね。
他にも、
「長時間同じ姿勢で体が固まり、無意識に横になってしまう」
といった時には、
「体が固まって疲れた時は、ストレッチをして、疲れを軽減させる」
という行動を設定することで、横になってダラダラしてしまうことを防げるのです。
ダウンロードOK!「if-thenプランニングシート」ひな形
クリックでダウンロードできます。


あとがき
いかがでしたか。今回は、目標達成に是非活用していただきたい「if-thenプランニング」についてお話しました。
私は、ブログを書く際のモチベーション維持方法として「if-thenプランニング」を用いています。
あなたも、目標達成の為に是非「if-thenプランニング」を活用してみてください。
きっとあなたの目標達成の成功率が、ぐっと高くなりますよ!